セミナーを開催しました(農研機構 鄧 博慶先生)

研究室では、定期的にセミナーを開催しています。
今年度、第1回目のセミナーとして、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構の鄧博慶先生をお招きし、オンラインで開催しました。

鄧先生は2019年に当研究室で博士課程を修了後、農研機構にて、主に果樹を対象とする3D LiDAR SLAMやコンピュータビジョン、人工知能を利用した研究開発に従事されてきました。

セミナーでは、 鄧先生より、果樹栽培におけるセンシング技術の研究開発事例について解説していただきました。具体的には、深層学習(YOLO)を用いて新梢先端および節を検出し、摘心作業の適期を自動判断する2Dセンシング技術、近距離ステレオカメラによる小径枝や不定形植物器官の高精度3D計測技術、さらにLiDAR-SLAMを活用した果樹構造モデリングと剪定量推定の手法をご紹介いただきました。鄧先生のご研究は、同様に農作物の画像や3Dデータを取り扱う当研究室の学生にとって、大変参考になりました。

開催されたセミナー情報は、AGRI-COCOONのサイトでも閲覧可能です。

AGRI-COCOON:  農学における情報利用ゼミナール > 果樹ロボットにおける2D・3Dセンシング技術の開発と応用

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