研究室では、定期的にセミナーを開催しています。
今年度、第3回目のセミナーとして、国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)の羽島知洋先生をお招きし、オンラインで開催しました。
羽島先生は2008年に当研究室で博士課程を修了後、JAMSTECにて、将来の気候変動予測を行う地球システムモデルのうち、特に陸域生態系に関わる部分の開発に長年携わっていらっしゃいます。
セミナーでは、羽島先生より、地球システムモデルの開発状況について詳しくご紹介いただきました。特に、産業革命以降の人間活動による影響が、陸域生態系や海洋を通じて全球の炭素循環にどのような変化をもたらし、それが大気中のCO₂濃度や長期的な気候変動にどのように関与しているのかについて、最新の研究成果を交えて解説していただきました。さらに、各国で開発される地球システムモデル間の相互検証の国際的な取り組みや、今後の研究の展望についても解説いただきました。羽島先生のご研究は、現在進行中の第7期結合気候モデル相互比較プロジェクト(CMIP7)にもその取り組みが反映されており、国際的にも大変意義のある研究です。生物・環境のテーマを取り扱う当研究室の学生にとって、モデリング分野における最先端の研究をご紹介いただいたことは、大変参考になりました。
開催されたセミナー情報は、AGRI-COCOONのサイトでも閲覧可能です。
AGRI-COCOON: 農学における情報利用ゼミナール > 気候−炭素循環相互作用と地球システムモデル
